2015年11月アーカイブ

中国の福祉系大学生(安徽大学)が淑徳大生(社会福祉)と交流

文責:結城康博

2015年11月27日(金)中国福祉学部の大学生(安徽大学:約40名)が、淑徳大生(社会福祉学科)との交流のために来学!

まず、午前中、中国の学生は、淑徳共生苑(特養)を訪問し、介護現場の視察を行った。

結城(文責者)が日本の高齢施策について講義し、その後、特養(共生苑)を視察。

昼食は、利用者(高齢者)と同じ食事をとっていただいた。

中国の学生は、熱心にメモをとり、たいへん鋭い質問を投げかけてくれた。

特に、介護保険制度や公的介護施設について関心が高かった。

中国の福祉系大学学生との交流

―淑徳共生苑(特養)にて結城教授(文責者)の講義をうける中国の福祉学部の学生(約40名)

中国の福祉系大学学生との交流

介護保険に関して深い質問をする中国の学生

 中国の福祉系大学学生との交流

施設内を視察する中国の学生(熱心に施設側の説明を聞く)

 

 午後、一行は淑徳大学を訪問していただき、主に淑徳大生3~4年(社会福祉学科:約50名)と意見交換。

同じ福祉を大学生同士で、「どうして社会福祉を専攻したか?」「将来は、どのような福祉の途に進みたいか?」「両国の福祉の現状」など、互いに活発な意見交換がなされた(8グループに分かれて:8~10名が1つの班)。

 初めは、中国の学生が質問する場面も多かったが、慣れてくると日本の学生も質問するようになり、交互に意見交換する雰囲気になった。

1時間程度であったが、終わりに近づくと、「もう少し、グループで意見交換したい」という学生の声が多くなった。

「また、会いましょう!」と名残惜しそうな両国の学生達であった。

 グループ討議後、中国の学生らは、淑徳大学の構内を簡単に見学。

熱心に大学の施設整備などを見学していた。

また、中国の学生から「将来、日本で福祉を大学院で学びたい」という学生も数人いた。

たいへん淑徳大学を気に入ってくれた様子であった。

中国の福祉系大学学生との交流

歓迎の言葉を投げかける淑徳大学総合福祉学部長

中国の福祉系大学学生との交流

朱先生(中国側団長)から戸塚学部長へ記念品の贈呈

中国の福祉系大学学生との交流

小グループ(8つ)に分かれて中国と日本の福祉学部生らが意見交換

 

中国の福祉系大学学生との交流

相談援助演習の授業風景を視察(米村教授より授業内容の説明を受ける)

 

学内の大学50周年展示物を見学する中国の学生

 中国の福祉系大学学生との交流

グループごとに中国の学生と日本の学生との記念撮影

山口ゼミ、始動!

山口ゼミの第一期生として、今年の10月31日、11月1日の龍澤祭で 「東日本大震災被災者の語りと記録化への取り組み」を研究テーマにした中間報告のポスター発表を行いました!


山口ゼミ


 本研究は、淑徳大学がこれまで震災支援を通して関係を築いてきた石巻市雄勝町において、被災者の方々が胸に秘めている被災の記憶を学生が傾聴することによって語りを促し、それを言語化し活字化して後世に残すことを第一の目的にしています。

 そして、 ソーシャルワーカーを目指す学生一人ひとりが真剣に被災者と向き合い、寄り添い、耳を傾けて、その心を受け取ろうとする共感力と傾聴力を高めることを第二の目的にして、進めています。

指導教員の山口光治先生と9人のゼミ生が、学内で当時の資料や映像を通して事前学習を行ってから、2度の現地での調査をします。そのあと、インタビュー記録の整理をし、その成果を報告書にまとめていきます。

今回のポスター発表では、6月に現地を訪ね、震災の状況を体感し、9月の本調査に向けて1名のインタビュー対象者にプレ調査を実施したことについて中間報告をしました!  現在は、本調査のインタビュー記録の整理に精一杯取り組んでいます!

(報告者:NK)

山口ゼミ「東日本大震災被災者の語りと記録化への取り組み」

10月16日、紅葉の始まった長野で、「信州万葉教室」が開催されました。教育福祉学科白井ゼミの3年生が、信州大学教育学部附属長野中学校で、「万葉集で楽しもう!」と題して、授業を実践してきました。

中学1年生200名を前にして緊張の1時間でしたが、万葉集の表記の面白さを導入とし、万葉集の恋の歌を取り上げて解説し、古典への興味関心を高めることができました。

「信州万葉教室」 「信州万葉教室」