2017年2月アーカイブ

 社会福祉学科では、中高社会科を基礎免許にして特別支援学校の教員免許が取得できます。

1年生の後期には、教師を目指す学生が集まる教職ゼミが始まります。後期の始めには、半数近くの学生が「人前で話すのが苦手」「人と関わるのは好きだけれど、自分から話しかけるのは???」という学生たち。このゼミでは、まずは、「生徒に向かって話し、気持ちを伝えることができる」人と関わる人間力の基礎を養いたいと考えています。

今年は、ビブリオバトル、手品、バルーンアート、絵本題材の劇、防災ゲーム等を通じて、「さまざまなコミュニケーション力を体で学び、教師になるための基礎を鍛えました。

 

ビブリオバトル

ビブリオバトルは「中高生に読ませたい本」というテーマで行いました。全体でのプレゼンでは図書館のスタッフの方々もお迎えして発表しました。

ビブリオバトル


手品?バルーンアート

手品やバルーンアートはコミュニケーションの手段、初めての人も、少しできる人も、得意な人も苦手な人も教え合いながら学びました。いろいろな場面で使えるはずです。

手品

 


絵本題材の劇

絵本を素材にして、ロールプレイ、声の出し方、伝わる話し方や動作などをグループで考え、みんなの前で発表しました。題材の絵本は「三びきのやぎのがらがらどん」です。

 


「夢チャレンジプロジェクト」のスタッフボランティア

また、このゼミのメンバー全員で1月下旬に千葉市南部青少年センターの「夢チャレンジプロジェクト」のスタッフボランティアとして参加し、企画や運営を受け持ちます。

2日間にわたりMCやステージの裏方として活動する一方で、おもてなし企画ではゲームや読み聞かせなどを行います。

集団づくり、地域とのかかわりを実践的に学びながら、子どもたちとふれ合いました。

 

 半年を通じて、「みんなができるように、みんなで助け合う」が実践できた半年でした。3年後、教師のたまごが育つはずです。