2017年7月アーカイブ

「わからなさ」を大切にしよう!

「わからなさ」を大切にしよう!

総合福祉学部社会福祉学科 伊藤千尋

 5期生たちとのゼミが始まりました。「精神保健福祉」と「家族支援」を学ぶゼミですが、精神保健福祉士を目指す学生だけではありません。

「当事者の声を聴いてみたい」「同じ“人”なのに偏見があるのが悔しい」「名物☆那須合宿に行きたい」、今年も個性豊かなメンバーが集まりました。

前期は、2年間共に学ぶための「チームづくり」が目標です。

みんなでテーマを話し合い、精神障害の基礎を学ぶためのグループ学習からスタートです。

 社会福祉学科伊藤ゼミ


 伊藤ゼミ

「ようこそ!伊藤ゼミへ」4年生企画の歓迎会より

「妄想ってどんな状態?」「精神疾患は完治するの?」「一人ひとり症状が違うってどういうこと?」「精神障害ってムズカシイ…」「調べてみたら余計にわからなくなっちゃった…」グループ学習を通して、いろんな声が聞こえてきます。

教員としては、ホッと一安心。

「わからなさ」を大切に、これから2年間「わかろうとする」ゼミをみんなで作っていきましょう!

ベトナム人介護福祉士候補者181名と社会福祉学科の3-4年生171名との交流が行われました。

11月には介護の技能実習制度もはじまり、福祉施設では外国人労働者が一定数共に働くことになります。澳门金沙城中心|游戏官网-【唯一授权牌照】において、異国の若者との交流はいい刺激でした。

EPA経済連携協定に基づくベトナム人介護福祉士候補者との澳门金沙城中心|游戏官网-【唯一授权牌照】

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スポーツレクレーション祭

5月27日(土)に、淑徳大学千葉キャンパスでは、スポーツレクレーション祭が実施されました。当日は晴天に恵まれ、参加した400名以上の学生たちの元気な声が轟きました。特に、本学では、1年生で教職体験研究という活動単位がありますが、その仲間たちで取り組んだチームが多くありました。その他には、部活動や専門研究ゼミの単位で多くの参加がありました。また、先生方もゲームに参加し、学生と一丸となって取組まれる真剣な顔が見られました。

スポーツレクレーション祭では、社会福祉を学ぶ学生も多いという本学の特色を生かし、体力差やスポーツ歴に関わらず楽しく参加できるようなスポーツ種目が考えられています。例えば、ボッチャやルールを変えたドッヂボール、綱引きやムカデ競走がプログラムに組まれました。ボッチャは、ヨーロッパで産声を挙げたゲームで、最初にジャックボールと言う目標となる球を転がし、ほかの赤?青のそれぞれ6球ずつのボールを投げ、転がしたり、ボールを当てたりしてジャックボールに近づけるゲームです。大会の実行委員が事前にどのようなゲームにするかを検討しも選ばれた6種目が大会では採用されました。

スポーツレクレーション祭の実施に当たっては、実行委員長の石垣竜輝君(教育福祉学科3年生)と副実行委員長の小栗央君(教育福祉学科2年生)が中心となって、準備を進めてくれました。その準備は、昨年の1月から始まり、活動計画を立案、熱中症予防のためのドリンクの準備、競技種目の選定、当日のプログラムの確認など、年度初めの忙しい時期に準備を進めてくれました。それから、今回は、大会のスタッフの皆さんでTシャツを製作しました。そのテーマは、「お前、腕を挙げたなぁ」Tシャツです。これは、教育福祉学科の山西哲也先生の普段の口ぐせで、ユーモアのある発言、優れた発言には、関西出身の山西先生からこの言葉が出ます。今回のスポレク祭の撮影も、ポーズは「腕を挙げたなあ」のポーズでした。

このような学生の主体的なスポレク祭の運営は、上学年から下学年へと代々引き継がれてきました。実行委員の学生たちの十分な準備ときびきびとした動きで、無事に終えることができました。スポレク祭は、淑徳生が見せた競技中の協力や対戦相手への敬意、それから実行委員や先生方のご協力など、支え合う「共生(ともいき)」を実践する素晴らしい取り組みとなりました。