2017年10月アーカイブ

車いすに乗って街に出よう

 
総合福祉学部社会福祉学科 山下幸子
 
2017年10月1日、相談援助実習指導ⅠHクラスの学生及び他クラスから関心を寄せてくれた学生も集まり、「車いすウォーク2017」にボランティア参加しました。このイベントは、社会福祉法人りべるたすが主催(千葉市が後援)しており、障がいのある人と一緒に車いすに乗り街中を歩くことで、バリアフリーや障害のある人とない人との共生について体験的に考え学ぶことを目的にしています。
 
千葉市中央公園から千葉駅を経由し、公園まで戻る道を、車いすに乗る学生と車いす介助をする学生のペアになって歩いていきます(写真1、写真2)。
 
 
 
平らな道だとすいすいと車いすを押すことができますが、そのような道ばかりではありません。普段、障害のない人だと気付きにくい小さな段差が車いす移動を阻み(写真3)、傾斜のある歩道だと車いす操作に負荷がかかることもあります。介助役の学生はそうした気づきを得つつ、また車いすに乗る学生は、でこぼこ道での身体にかかる負荷や介助者との信頼関係の必要を感じ取っているようでした。
この日、学生たちは体験だけではなく、受付やテント片付けなどイベントの裏方作業も手伝ってくれました。学生たちの明るく積極的な様子は、とてもすてきでした。参加の皆さん、おつかれさまでした!(写真4)