2021年7月アーカイブ

まだ,千葉県?千葉市教員採用試験の1次試験合格者は発表されておりませんが,一足早く2次試験対策講座の計画等の情報を掲載します。卒業生で受講希望する方は,合格発表後,下記の申込方法を参考にお申し込みください。

 なお,卒業生の激励訪問や差し入れにつきましては,このコロナ禍の状況から,今年はご遠慮いただくよう重ねてお願いいたします。

【申込方法】

  1. 下記のURLにアクセスして、講座の内容や申し込み方法、参加に当たっての注意事項等を確認してください。

     https://drive.google.com/drive/folders/1zE1iHU0kjhhB9TTfI0id_MGFVu_Tla_X?usp=sharing

  2. 8月2日(月)17時までに、下記のグーグルフォームに必要事項を記載の上、送信してください。

     https://docs.google.com/forms/d/1Ehw_fslf0Xgk2NUXLT60i6xgEpDQsT_QaRWZ1qmHvwY/edit?usp=sharing

 なお、グーグルフォームには、下記のQRコードから入ることも可能です。

【2019年度 2次試験対策講座の光景】

 

6月26日(土)13時から、教育福祉学科の永井ゼミが参加しました。この大学対抗のプレゼンバトルですが、企業へのビジネスプランを提案のプレゼンテーションを競う取り組みになります。参加する大学は、経営学を背景とする学生達が多い中で、本学科の学生達は、「チーム教職」として、精いっぱい取り組んでいました。

今回は、コロナ禍で「個店」を支援するというテーマの中、各大学は、1か月間という短時間で対象とする個店選びにはじまり、フィールドワークに出かけ、情報を精査し、プレゼン資料をまとめていくという、慌ただしい準備の中でゼミ仲間と力を合わせて協力するという機会を頂きました。

学生達からの提案は、「自動車部品?用品店」への支援でした。フィールドに出かけ、お店で感じたこと、話を聞いたこと、眼で見たことから考えていくという、将来の教育実践家としてのフットワークの軽さが光りました。提案の内容は、個店のインタビューから、特に、コロナ禍の影響でタイヤ交換の頻度が下がっているために、これを顧客への体験を通してタイヤ交換をしないと事故のリスクが高まることを経験するサービスを展開するといった「教育的な視点」が盛り込まれたプレゼンテーションとなりました。

プレゼンテーション後の講評では、「なじみのない自動車部品?用品店という難しい課題に果敢に取り組むことができている」、「丁寧なフィールドワークで、現場主義を貫いている」、「顧客を育てるという、大きな視点で提案ができている」などの好評をいただくことができました。

例年、このプレゼンバトルに参加させていただいておりますが、学生達は、どのようなテーマが出題されても、本学の特徴でもある「福祉」や「教育」の視点を土台として、問題解決に取り組む姿勢は、学外でも大きな評価を頂くことができました。

 

今年も、保育?教職課程センターでは2次試験に向けての対策講座を、8月5日(木)~19日(木)に開催する予定です。

合格発表後、今週末頃の第2弾で,講座計画等の情報を掲載しますので、卒業生で受講希望する方はそれを参考に期日までにお申し込みください。

なお、卒業生の激励訪問や差し入れにつきましては、このコロナ禍の状況から、今年はご遠慮いただくようお願いいたします。

【7月6日 激励会の光景】

 

今年度の実践心理学科授業紹介12回目です。

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【中坪先生の「家族心理学と幸福」の講義を受けて】


心理学の展開最後の講義は家族心理学と幸福について行われた。まず家族心理学とは何かについて説明がなされ、家族の発達段階や家族の定義、環境や年齢による関係性の変化などについて学び、最後に家族に対して感謝を伝える手紙を書くワークを行った。

家族が家におり、子どもである自分を中心に家族として生活している事を当たり前としていたが、今回の講義で自分がいなくなった時、または両親が歳をとったときにどのような関係性になっていくのか、自分はどのような家族を築くのかといった事を考えさせられた。

(澁谷さん)

 

 

 

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家族は、生物学的?社会的?心理的集団として理解することができることを学びました。
「家族」と言うと、血縁関係がある人物を家族として認識していたけれど、血縁関係に関わらず、「家族」として認識することができることを知りました。

また、家族への感謝の訪問ワークでは、実際に家族メンバーに手紙を書き、それを相手に伝えるというワークを行いました。相手に感想を聞いたり、自分の気持ちを書き出してみたりすることで、互いの関係性を良いものに維持することが出来ると思いました。

(齊田さん)

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これまでお二人がブログの記事を書いてくれました。

どうもありがとうございました。

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前期の授業紹介はこれで終了です。

実践心理学科で開講されている別の講義も今後紹介していきたいと思います。

 

 

 

淑徳大学総合福祉学部社会福祉学科では、社会福祉士や精神保健福祉士国家試験合格を目指した取り組みを行っています。
淑徳大学千葉キャンパスには社会福祉士国家試験受験対策室を設けており、スタッフと教員が一丸となって、受験学生のサポートをしています。
 
 学生たちは1年生から社会福祉士に関する専門教育を学び始め、そして最終学年の4年生では合格に向けて正課外で受験対策に取り組んでいます。
週に2日、受験科目に関する模擬テストに取り組み、間違えた箇所は復習を繰り返し、自分の力を蓄えていきます。
ほかにもいくつかの勉強の機会を用意しています。

 
 こうして受験勉強をしていると、どうしても気持ちが乗らないときや、頑張っているのに点数が伸びず、本当に合格できるのだろうかと不安になってしまうことが学生にはおこります。
こうした悩みは受験にはつきものです。どういう勉強法をとればよいかなど、スタッフ?教員は学生と一緒に考えています。
 
 小さな試みですが、学生たちには個人成績表(スタンプカード)を配布しています。
一定の点数をとることができれば、スタンプが積み重なっていきます。
このカードにより自身の達成状況がわかりますし、スタンプをもっと増やしていこうという気持ちになれば勉強の動機づけになることがあります。
国試対策学習カード
 
 淑徳大学総合福祉学部社会福祉学科は、これまで多くの社会福祉士や精神保健福祉士を輩出してきました。
まもなく大学は夏季休暇期間に入ります。
大学生活最後の夏休みが充実したものであるようにと願うとともに、卒業生たちのように合格していくためには継続した勉強が必要ですので、
4年生にはぜひこの期間にがんばってほしいと思います。
 
山下幸子

今年度の実践心理学科の授業紹介11回目です。

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【大橋先生の「文化心理学と幸福」の講義を受けて】


今回の講義は文化心理学と幸福について行われた。文化心理学の内容として、比較文化心理学と文化心理学について学び、両者の違いや日本と海外の幸福感の捉え方の比較についても学んだ。

以前行われた講義にて日本の幸福感が低い、という事が紹介されていたが、今回の講義においては、その幸福の基準が海外のものであるから低く出るのではないか?日本には日本の文化があり、それこそが日本人の幸福を作り上げているのではないか?といった考え方があると知った。
また、反対に海外がポジティブ過ぎたり日本が異様に低く感じるのは、海外の文化を体験したことがないからそう見えている、という可能性についても、深く考えさせられた。

(澁谷さん)

 

 

 

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講義の前半では、文化心理学とは何かを学びました。文化心理学には「比較文化心理学」と「文化心理学」の2つのアプローチがあり、この2つでは、研究法や人と文化の関係が異なることを理解しました。また、日本と北米の文化による自己観の違いを比べると、北米では個性的?自律的であることに価値や信念があると考え、日本では自身と他者との協力関係に価値や信念があると考える傾向があるとされ、このように異なる文化の価値観や思考を比べた知見についても学びました。

講義の後半では、自分が関係する文化と幸福感の関係を実際に表にまとめました。また、まとめた表から、その文化において幸福感が変化した体験について考えました。

(齊田さん)

 

 

 

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来週は「家族心理学と幸福」の講義を紹介予定です。

 

 

7月11日(日)千葉県佐倉市「草笛の丘」で佐倉市青年会議所が主催する地域共生事業「笑顔deつながる ふくしフェスタ」が開催されました。

障がいのあるなしにかかわらず、イベントを通じて笑顔で触れ合い感じ合うことを目的とした催しです。教育福祉学科からは松浦ゼミ(3年生)を中心に19名のボランティアが参加しました。

雨こそ免れたもののかなりの蒸し暑さでしたが、受付、ごみ拾い、会場案内、駐車場係で活躍し、中には気温が30度を超す中で「チーバくん」役として子どもたちの人気者になるなど、みな汗まみれになりながら活動していました。

会場には学生たちがアルバイトをしている障がい児対象の放課後等デイサービス事業所の子どもたちも多く集い、笑顔でハイタッチをしていました。学生たちは疲れた様子ながらも「楽しかった」「良い経験になった」とみな満足気でした。

教育福祉学科の竹取物語

6月28日、大巌寺の竹を保育の授業に役立てるために、許可を得て、槇ゼミ3年の学生たちで竹取りに行きました。

お庭の管理をされている方の指導のもと、立派な竹を切り倒し、材料になるように節ごとに切り分け、切り方のコツを学びました。七夕が近いことから、枝を持ち帰り、その後、それぞれに七夕飾りを作り、15号館入口に飾りました。

保育の学びにもなり、竹の清々しい香と伝統行事に癒やされたひとときでした。

今年度の実践心理学科の授業紹介10回目です。

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【神先生の「集団心理学と幸福」の講義を受けて】

 

今回の講義は集団心理学と幸福について行われた。ノリや雰囲気などによる集団が個人へ与える影響、またはその逆を表すグループ?ダイナミクスという視点や、同調が起こる要因である多元的無知、対応バイアスと言った現象について学んだ。

人に流されている時というのは、自分以外が皆同じ考えを持っていると思って行動を合わせてしまいがちだが、それこそが流されてしまう原因だと分かった。
また、こうした「空気」を壊さないことは重要であるが、それよりも悪い方向へ行くような空気を作らない事が必要だと感じた。

(澁谷さん)




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講義の前半では、「今となっては馬鹿なことしたな」と思う自身の過去の行動について振り返るワークを行いました。この過去の行動は、3人以上の集団で行なったことであること、一緒に行動をした人について明確に思い出せることが大切であり、質問紙で行動を共にした一人一人について自身の考えていることを当てはめていきました。

講義の後半では、集団心理学がどのようなものなのか、多元的無知とは何か、また、人間の心理の特性である対応バイアスについて学びました。そこで、集団心理学が、社会心理学の一領域であり、集団状況における人間の心理や行動の法則に関する理論化や検証を目指す心理学であること知りました。

集団心理学を学んでみて、日常でよく言われている「空気を読む」という行為が起こる要因を理解することが出来ました。

(齊田さん)


 

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来週は「文化心理学と幸福」の講義を紹介予定です。

八街市児童館「ひまわりの家」を見学

6月26日(土)、教育福祉学科3年生9名(松浦ゼミ)が八街市児童館「ひまわりの家」を見学しました。

同児童館はこの4月に開館し、本学の卒業生が職員として勤務しています。その縁もあり、同児童館の「共生企画」(放課後のインクルーシブ)に学生が協力することとなり、その打ち合わせを兼ねた見学でした。館内の見学、職員(卒業生)からのレクチャー、その後企画会議を行い、まずは8月下旬にある「児童館祭り」に学生企画でお手伝いすることが決まりました。

今後も同児童館で手話講座、パラスポーツ体験などを通じ、地域の障害のある子とない子がともに楽しめるイベントを通じ共生社会の実現に向けて協力していく予定です。

6月25日(金)2限「特別支援教育の理解と方法S」(教育福祉学科102名)で千葉市立松ヶ丘中学校の伊藤芳仁校長先生(千葉市特別支援学級設置校長会長)においでいただき、千葉市の特別支援学級の現状についてお話を頂きました。

以前に伊藤校長先生から松ヶ丘中学校特別支援学級へ学生ボランティア派遣の要請があり、教育福祉学科から20名の応募があったことに対して、謝意のお言葉とともに、され、ぜひ特別支援教育の専門性を身につけて地元千葉市の教員になってもらいたいと熱く語ってくださいました。

その後、授業の様子を参観され、本学の学生の真摯な姿勢に触れ驚かれていました。今後も同中学校とは地域支援の一環として特別支援教育における連携を深めていく予定です。

6月24日(木)、本学の卒業生で、児童養護施設の施設長をされている佐藤健太さんに講演をしていただきました。


参加した2年生から、「施設の実態?生徒のこと?生徒がどのように生活し学校に行っているのかわかった。」「地域の方との関わり、施設内での子供の人間関係の調整、学校の先生との連携、簡単そうに見えるけれど難しいこと。子供が相談できる環境づくりも大切。」などといったことばが聞かれました。

児童養護施設の役割や施設職員の仕事内容に理解を深めるだけでなく、「一方的に支援するのではなく、子供の事を理解して必要なことが何かをしっかり考えて支援しているのが伝わってきた。支援のあり方や記録の付け方が参考になった」のように、子供への支援について考える機会にもなったようです。