5大学+α対抗プレゼンバトル2021 テーマ:コロナ禍の「個店」を支える

6月26日(土)13時から、教育福祉学科の永井ゼミが参加しました。この大学対抗のプレゼンバトルですが、企業へのビジネスプランを提案のプレゼンテーションを競う取り組みになります。参加する大学は、経営学を背景とする学生達が多い中で、本学科の学生達は、「チーム教職」として、精いっぱい取り組んでいました。

今回は、コロナ禍で「個店」を支援するというテーマの中、各大学は、1か月間という短時間で対象とする個店選びにはじまり、フィールドワークに出かけ、情報を精査し、プレゼン資料をまとめていくという、慌ただしい準備の中でゼミ仲間と力を合わせて協力するという機会を頂きました。

学生達からの提案は、「自動車部品?用品店」への支援でした。フィールドに出かけ、お店で感じたこと、話を聞いたこと、眼で見たことから考えていくという、将来の教育実践家としてのフットワークの軽さが光りました。提案の内容は、個店のインタビューから、特に、コロナ禍の影響でタイヤ交換の頻度が下がっているために、これを顧客への体験を通してタイヤ交換をしないと事故のリスクが高まることを経験するサービスを展開するといった「教育的な視点」が盛り込まれたプレゼンテーションとなりました。

プレゼンテーション後の講評では、「なじみのない自動車部品?用品店という難しい課題に果敢に取り組むことができている」、「丁寧なフィールドワークで、現場主義を貫いている」、「顧客を育てるという、大きな視点で提案ができている」などの好評をいただくことができました。

例年、このプレゼンバトルに参加させていただいておりますが、学生達は、どのようなテーマが出題されても、本学の特徴でもある「福祉」や「教育」の視点を土台として、問題解決に取り組む姿勢は、学外でも大きな評価を頂くことができました。