学科紹介
人間科学とは「人間とは何か?」をテーマに、幅広い角度から探求する学問です。
人間を理解するために、人間の心理や、社会?教育との関係性など客観的な視点で研究を行います。
本学の人間科学科では、
心理?福祉?教育?健康の4領域から、
「人間の生き方」「自分と他者」を理解していきます。
そして、互いに尊重し合い、
「人を支える力」を育みます。
- 人や自分のこころについて興味がある
- 教育が人に与える影響を考えたい
- 学問を一つではなく幅広く学びたい
募集定員
100名
想定される進路
■ 公認心理師
■ 臨床心理士(大学院進学)
■ スポーツクラブ
■ 教育機関
■ 福祉施設(児童?高齢者)
■ スクールカウンセラー
■ 医療施設
■ 障害児(者)福祉施設
■ 一般企業
など
取得がめざせる免許?資格
■ 公認心理師国家試験受験資格
(卒業後、大学院で所定の単位を修得するか一定期間の実務経験が必要)
■ 認定心理士
■ 福祉心理士
■ 准学校心理士
■ ピアヘルパー
■ 児童指導員任用資格
■ 社会福祉主事任用資格
■ 臨床心理士(大学院進学) など
学びのポイント
人間科学科のカリキュラムは、国家資格である公認心理師の学部要件を満たしており、知識と体験からリアルな心理学を学びます。
人間科学は「自分を見つめる」ところから始めます。一人ひとりの個性が十分に発揮できるゼミで、4年間みなさんの成長をサポ ー トします。
人間科学という複合的で幅広い学問分野を学ぶことで、多面的に「考える力」が身につき、多様性の時代に生きるみなさんの将来に役立ちます。
「人を支える力」について
人間科学を通して
身につける
人間科学科の3つの方針
Ⅰ.卒業認定?学位授与の方針(ディプロマ?ポリシー)
学則に定める卒業要件を満たし、社会の構成員としての基本的教育及び人間科学に関する専門教育の知識?技能及び態度を有する者に卒業を認定し、学位を授与する。
1 社会の構成員としての基本的知識?技能?態度
社会生活で必要となる汎用的技能及び社会の構成員として求められる態度や志向性を身に付けているとともに、人類の文化、社会と自然に関する知識について理解している。
日本語及び外国語によるコミュニケーション能力を身に付けている。
情報通信機器の活用に関する知識?技能を持ち、利用における法令順守の態度を身に付けている。
問題を発見し、課題を解決する能力を持ち、立案?実行過程で主体性を持って協働できる態度を身に付けている。
人間?文化?社会?国際事情あるいは自然等について幅広い知識と理解を有している。
2 人間科学分野における知識?技能?態度
人間科学科は、心理?福祉?健康?教育などの領域から、人間について理解し、人と社会を支える事ができる、理論的かつ実践的な知識と技能を身に付けている。
人間科学に関する知識を体系的に修得し、社会の多種多様な実践の場で活用する技能?能力を身に付けている。
人間が心身ともに健康的な生活を営む人間支援を実現するために、心理、社会福祉、健康および教育などに関する応用的な知識をもって、地域社会へ貢献する意欲を身に付けている。
Ⅱ.教育課程編成?実施の方針(カリキュラム?ポリシー)
人間科学科では、教育課程編成?実施の方針(カリキュラム?ポリシー)を、教育課程の編成?教育内容、教育方法及び教育評価の3つの観点から定める。
1 教育課程の編成?教育内容
社会の構成員としての基本的知識?技能?態度の修得のため、以下の2つの編成からなる「基礎教育科目」を置く。
①「基礎教育科目」のうち、表現力、コミュニケーション能力、情報リテラシー及び問題解決力を高めるために、「思考力の養成」「表現力の養成」を置く。
②「基礎教育科目」のうち、職業意識、生涯学習力、自己管理力及び社会的責任に関する態度や素養を高めるために、「学習力の養成」「人間力の養成」「社会力の養成」「人間の理解」「社会の理解」「国際の理解」科目を置く。
人間科学の主要分野における基礎?基本となる知識?技能及びより深い専門性の修得に加えて、理論的知識や技能を実践に応用しうる知識?技能?資質の修得のため、「専門教育科目」を置く。
①「基礎科目」及び「基幹科目」では、人間科学に関する基礎知識を理解し、人間科学領域の知識と技能を教育内容とする。
②「展開科目」では、心理、福祉、教育及び健康の領域における、より専門性の高い知識と技能についての教育内容とする。
③「演習科目」「実践科目」では、演習でのケーススタディや人間科学における自由課題の取組みを観察?体験することにより、理論の実践への適用や持続可能な幸福を探求する教育内容とする。
科目の体系及び各科目において身に付けるべき知識?技能?態度を明示するため、「基礎教育科目体系図」及び「専門教育科目体系図」を作成する。
2 教育方法
「基礎教育科目」では、4年間を通じて、社会の構成員として求められる幅広い知識、態度?志向性を身に付ける科目配置を行う。
「専門教育科目」では、講義?演習?実習等の授業形態を組み合わせた授業を実施するとともに、資格取得支援に向け、課外講座等の活用を行う。
シラバス(授業計画)には、卒業認定?学位授与の方針に基づく学修の到達目標、評価基準、授業内容、授業外学修等を具体的に記載する。
資格取得やキャリア形成などの学習目標に沿った養成する具体的な人材像に対応した履修モデルを設定する。
学生の主体的な学びを促進するため、参加型授業やフィールドワーク、授業外の積極的な学修などアクティブラーニングを取り入れた教育方法を実践する。
3 教育評価
授業評価アンケートを実施し、個々の授業内容、授業方法の改善や組織全体として授業が円滑に運営されているかどうかの検証を行う。
学生の事後学修レポートによる授業ごとの到達確認、さらに学期末の最終到達確認に基づく厳格な成績評価を検証するとともに、全体としてGPA(科目の成績評価)制度を用いて学修成果を把握する。
学士力ルーブリック(学修成果を測るための評価基準表)を用いて、学生自身が学期末において自己の学修成果のリフレクション(振り返り)を行う。
学修成果を間接的に把握するため、定期的に授業時間以外の学修状況や学修行動に関する調査を行い、学年進行に伴う学生の成長変化や学修支援の評価を行う。
学生が4年間の学修成果として獲得した知識、技能、態度等の身に付けた能力を、複数の教員により確認を行う。
資格等の取得状況を参考に、養成する人材教育の評価を行う。
Ⅲ.入学者受入れの方針(アドミッション?ポリシー)
人間科学科は、入学者の受入れの方針(アドミッション?ポリシー)として、以下の知識?能力、学修意欲、資質等を有している者を受け入れる。
1 求める学生像
高等学校で履修した主要科目について、基礎的な知識を有し、課題を解くことができる。
心理、福祉、健康、教育の分野に対する強い興味と関心を持ち、学部教育に向けての学習意欲を有している。
本学科での学修により学位授与が見込まれる資質?能力を、高等学校での活動等からうかがわれる。
自分の考えを、口頭や文章で適切に表現できるコミュニケーション能力を持ち、他者と協調?協働して行動でき、主体的に物事に進んで取り組むことができる。
2 入学者選抜の方法
人間科学科では、次の3つの方法を単独又は複数組合わせて選抜を行う。
高等学校での学習成績の状況及び活動の履歴?成果等に関する書類審査
面接
高等学校での履修科目に対する学力検査
3 入学前に学習しておくことが期待される学習内容及び学習態度
人間科学科における学修への円滑な移行が可能になるよう次の知識を有し、さらには意欲を保持することが望まれる。
「国語」及び「英語」を中心に、読むこと、書くこと、話すこと及び聞くことの基礎的な知識?技能を身に付けている。
人間科学に係る幅広い分野に興味?関心を持ち、また高い学習への意欲を持っている。
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淑徳大学における「卒業認定?学位授与の方針」(ディプロマ?ポリシー)、「教育課程編成?実施の方針」(カリキュラム?ポリシー)及び「入学者受入れの方針」(アドミッション?ポリシー)について