センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

教育者に必要な5つの素質を身につけ、
子どもたちの成長を支える

三芳町立三芳小学校 勤務
長谷川 達也さん
教育学部 こども教育学科 初等教育コース 2023年卒
静岡県立御殿場高等学校 出身
卒業生_WEB_長谷川

「教師は五者たれ」の精神で、子どもたちとの信頼関係を築く

私は現在、小学校教員として小学5年生の学級担任を受け持っています。授業を行うだけでなく、クラスの学級運営や掲示物の制作、生活指導など教員の仕事は多岐にわたります。
 
子どもたちと接する上で意識しているのは、淑徳大学の先生方から教わった「教師は五者たれ」という言葉です。知識ある学者として児童を導き、医者のように寄り添い、芸者のように楽しい学習環境をつくるなど、さまざまなスキルを発揮して子どもたちとの信頼関係を築いています。大変だと思う時もありますが、授業で「わかった!」と言ってもらえたり、休み時間に相談にきてくれたりと、子どもたちが私を信頼してくれている様子を見ると、教員になってよかったと強く感じます。

実践機会豊富な環境で、教員としてのスキルを磨いた

淑徳大学 教育学部は「学校インターンシップ」など、1年生から実際の教育現場で学ぶ授業が多いだけでなく、校長先生やカウンセラーといった現場経験者から指導いただく機会も豊富です。実体験を交えて話をしてくださるので「今、教員に求められているものは何か」「保護者とどうかかわるべきか」など、実践的に教育者として必要な知識やスキルを養うことができたと思います。
 
また、採用試験対策においては「教員?保育士養成支援センター」の手厚いサポートが印象的でした。特に小論文の添削は、いつ何度出しても細かく添削いただけたのを覚えています。時には淑徳大学卒業生で現在教員として働く先輩に連絡を取ってくれることもありました。悩みを相談したり、アドバイスをいただいたりと、とても親身に支えてもらえたので、自信をもって試験に挑むことができたと思っています。

将来は、憧れの先輩たちのように学年主任として活躍したい

埼玉キャンパスに近いということもあってか、三好小学校には淑徳大学出身の先輩たちが数名働いています。出身大学が同じということでちょっとしたことでも相談しやすく、新任の私としては安心して働くことができています。
卒業生_長谷川_1
今後の目標は、そうした先輩たちのように、子どもたちだけでなく他の教員も助けられるような存在になること。なかでも憧れているのは、日々お世話になっている学年主任の先生です。子どもたちがのびのびと過ごせるような学級づくりを行っているだけでなく、学校全体のことを考えて行動する姿を見て、自分もいつかその先生のような学年主任になりたいと思うようになりました。そのためにも、これからも日々子どもたちと真摯に向き合い、教育者としてのスキルを積み重ねていきたいと考えています。