地域創生とは、
その地域に住んでいる人々の暮らしが豊かになり、
「幸せ」を感じることができるようになること。
公務員や地域産業、文化関連の仕事を通じて、
地域の活性化に関わるための
知識やスキルを学びます。
1年を4学期に分けて学ぶクォーター制で、短期集中型で学びを深めます。また、クォーター制により長期滞在型の実習が可能になり、実践学習の効果を高めます。
産業や伝統?文化などの地域資源への理解を深めるとともに、調査の手法を修得。さらに、体験型学習で応用力を磨きます。
さまざまな地域を訪問して、現場の観察や聞き取り調査を行いながら、体験を通して地域づくりのノウハウを修得します。
「生まれ育った地域」に加え、地域実習を通じて、「関東圏で関わる地域」、「地方圏で関わる地域」が2つ目、3つ目のホームタウンとなるぐらい深く関わることで、自治体などと連携しながら、自分たちの提案をカタチにします。
地域創生を知るために、「地域産業?企業モデル」
「地域社会?文化モデル」といった履修モデルで学ぶことができます。
地域の資源を活用し、新規事業や新商品の企画や開発についての知識や方法を学びます。さらに、地域産業の構造や課題への理解を深め、地域経済の持続的な発展を担う人材をめざします。
地域資源を活用し、文化活動や文化交流の企画や運営についての知識や方法を学びます。さらに、地域社会の構造や課題への理解を深め、地域振興や活性化の推進を担う人材をめざします。
どんな学びが待っているのか、動画でご紹介します。
3分でわかる! 地域創生学部
【Shukutoku Colors】
地域創生学部 地域創生学科
地域創生学部最大の特徴は、地域に訪れて実践的にノウハウを学ぶ地域実習科目が全カリキュラムの約3割を占めること。役所や産業、文化施設などへの聞き取りや視察、体験活動を重ね、地域の宝物である地域資源への理解を深めながら地域の発展や文化の伝承などの具体的な施策に落とし込んでいきます。また、その後もさらにこれらのサイクルを繰り返して、“地域の幸せ”を実現する仕掛けをブラッシュアップしていきます。
実習先は、まだまだ増える予定!
やってみたいことが、きっと見つかります。
「富の川越いも」やホウレンソウなど、農業が盛んな三芳町。埼玉県指定旧跡「三富新田」内では、日本農業遺産認定「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が行われています。
写真提供:三芳町
富士山や箱根の山々に囲まれた「金太郎」が生まれた町。豊かな水資源で育つ特産のコシヒカリや「水掛け菜」のほか、食品?飲料産業が盛んです。
写真提供:小山町
東日本では珍しい石積みの棚田が美しく、集落活性化の起点となっています。また、撮影に最適なスポットも多く、映画のロケ地としても親しまれています。
写真提供:松崎町
伊勢神宮の天照大神に仕える「斎王」が暮らしていた明和町は、「伊勢物語」のゆかりの地。当時を再現した「斎王まつり」には、多くの観光客が訪れます。
写真提供:明和町
関東最古の歴史を持つ「笠間焼」、日本一の栽培面積を誇る「笠間の栗」、そして「アーバンスポーツ」など、芸術文化と多彩な暮らしを感じる地方都市です。
写真提供:笠間市
地域創生の事業づくりや文化関連施設の運営などを通じて、地域資源を活用した地域づくりや文化事業を推進していきます。
地域資源を活用して新規事業や新商品の開発などを行い、地域経済の発展と継承に貢献する仕事で活躍することをめざします。
地域の経済団体や文化団体などの職員として、地域資源を活用して地域振興や地域活性化の推進に関わる仕事で活躍します。
学部長 矢尾板 俊平 Yaoita Shumpei
地域の資源を活用し、地域の潜在力を発揮させるために、皆さんの面白い発想と提案を待っています。自治体等と連携し、東京圏や地方圏など、全国の地域を舞台に、学生の皆さんが、楽しく、そして確実に成長することができる、長期間にわたる「地域実習」という今までにない新しい学び方を通じて、地域経済、地域社会や文化、歴史等の地域資源を活用した地域創生策を一緒に創りましょう。
プロフィール 三重中京大学現代法経学部専任講師、淑徳大学コミュニティ政策学部教授を経て、2023年4月より、淑徳大学地域創生学部教授?学部長に就任予定。現在、日本経済政策学会常務理事。静岡県榛原郡川根本町総合計画策定委員会委員長として、川根本町の「まち?ひと?しごと創生総合戦略」?第2次総合計画の策定に関わる。主な著書に『地方創生の総合政策論』(勁草書房、2017年)がある。 専門 総合政策論、公共選択論、選挙?投票行動分析
地域創生学部で予定しているフィールドワークの詳しい内容を知ることができるほか、キャンパスのリアルな雰囲気が体感できるのは、来場型オープンキャンパスの魅力。そのほか、Web個別相談、来場型個別相談も随時開催しています。
※いずれも事前予約が必要です。
地域創生学科は、入学者の受入れの方針(アドミッション?ポリシー)として、以下の知識?能力、学修意欲、資質等を有している者を受け入れる。
[求める学生像]
●高等学校で履修した主要科目について、教科書レベルの基本的な知識を有している。
●地域社会、経済、文化に対する強い興味と感心を有し、学部教育に対する学習意欲を有している。
●物事を正しく認識し、自分の考えを口頭や文章で適切に表現し、他者に対して的確に伝えられる。
●本学科での学修により学位授与が見込まれる資質?能力を、高等学校での活動等からうかがうことができる。
●物事に主体的に取り組み、他者と協調?協働して行動できる。
地域創生学科では、次の3つの方法を単独又は複数組合わせて選抜を行う。
●高等学校での学習成績の状況及び活動の履歴?成果等に関する書類審査
●面接
●高等学校での履修科目に対する学力検査
地域創生学科における学修への円滑な移行が可能になるよう次の知識の学習及び意欲の保持が望まれる。
●「国語」及び「英語」を中心に、読むこと、書くこと、話すこと及び聞くことの基礎的な知識?技能を身に付ける学習。
●現代社会の課題や地域経済?地域文化の問題に対する関心に基づく探求学習。
●幅広い分野に興味?関心を持ち、旺盛な学習意欲を保持すること。