公務員試験合格者インタビュー  八街市役所?山武市役所合格

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Profile
花澤 良輔さん



コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科
4年生(2023年取材時)
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八街市役所?山武市役所合格 合格者インタビュー

コミュニティ政策学部コミュニティ政策学科4年生の花澤良輔さんが、八街市役所?山武市役所合格。
この度、在学生や入学を希望する高校生に向けて、 コミュニティ政策学部の学びや公務員試験勉強の具体的方法等について、語っていただきました。

花澤さんは千葉県警察官採用試験にも合格していますが、行政職を目指した志望理由?時期を教えてください

高校2年生の時、身内に市役所を含め行政職に勤めている人が多く、進路を決めるにあたって1つの参考になり、私の進路に大きく影響を受けました。
また行政職は様々な「課」があり、私自身も色々な業務を体験し多くの市民の助けになりたい、人間として成長したい、という考えがありました。
私にとって最大の決め手は、八街市や山武市はとても愛着のある場所であるということでした。八街市は私の出身高校がある自治体でしたし、山武市は私が生まれ育った自治体でした。私は、千葉県という広域自治体という大きな枠組みでの仕事よりも、自分に所縁のある地域で市民の役に立つ仕事に従事したいと考えました。

警察官採用試験と行政職採用試験では筆記試験や面接試験の内容が違うと思いますが、どのような内容でしたか?

大きな違いは体力試験の有無です。体力試験が無いというだけで、気持ち的には楽になりました。
また、教養試験は行政職採用試験?警察官採用試験と変わりありませんでした。それ以外では、八街市が教養試験の他に専門科目試験を実施していました。
さらに、警察官採用試験と行政職採用試験では面接の回数が違いました。警察官採用試験の面接は1回だけでしたが、八街市役所は集団討論?面接があり、山武市役所は2次試験で2回、3次試験で2回の計4回の面接試験がありました。行政職、公安職問わず、面接重視(人物重視)であると実感しています。

筆記試験対策はどのようにしていましたか?

教養試験は理系の自然科学系と人文?社会に関する歴史?社会関係や時事問題、その他に数的処理や文章理解問題など幅広く出題されます。
私は理系科目が苦手でしたので、勉強時間を多めに取りました。また、自然科学系と人文?社会の勉強は普段も勉強していましたが、直前期には1日7時間程度勉強していました。
また、数的処理は公務員採用試験を受ける人たちの中では鬼門といわれるぐらい苦手な人たちが多いです。私もその1人でした。しかし、コミュティ政策学部では大学入学前から公務員試験対策講座の1つスタートアップ講座があり、高校3年生の終わりごろから数的処理の勉強を進めていました。入学前に先取りして大学内で公務員対策講座を受講できることは、他大学にはない魅力だと考えています。入学後も、コミュニティ政策学部では公務員採用試験対策講座が充実しており、大学3年生まで継続的に講座を受けて勉強していました。大学3年生からは実際に過去問や模試を受けるなど実践的な勉強をしていましたが、不明点などがあれば、専任教員の先生方にすぐに質問できる環境はありがたかったです。特に、過去問はボロボロになるまで繰り返し問題を解くということをしていました。
公務員採用試験対策講座は自然科学系?人文?社会?数的処理など、それぞれの分野の専門の先生が問題の解き方や解釈の仕方等を教えてくださり、独学で勉強するよりも効率よく知識を吸収することができました。さらに、公務員採用試験対策講座では、一緒に「公務員になる」という意識を仲間ができたことがよかったです。お互いに苦手な分野を教え合うことや、愚痴を言える仲間がいることは、長丁場で大変な公務員採用試験の勉強で挫けずに最後までやり遂げる事ができた1番の理由です。学生間での情報交換も積極的に行っていました。

面接試験対策はどのようにしていましたか?

面接試験は志望理由や自分の事を聞かれました。具体的には自分の長所?短所、大学時代の取り組み(ガクチカ(学生時代に力を入れたこと))、市役所でどのような事をしたいのか(他の自治体ではできないこと)などを中心として質問されました。
私は大学3年生の夏休み期間中、山武市役所でインターンしていた事は大きな経験でした。この時の経験を面接試験でも話す事ができたことは、合格できた1つの要因だと思っています。市役所など自治体のインターン募集は募集自体少ないですが、自分で積極的にインターンを探し、応募?参加することが大事です。学内には進路に関していつでも相談できるキャリア支援室もあり、カウンセラーの皆さんが親身になってくださりました。
また、面接試験対策ではゼミの先生である日野勝吾先生やコミュニティ政策学部の先生方を相手に面接の練習を繰り返しました。面接試験対策は大学4年生の4月からほぼ毎日、面接練習を繰り返していました。面接練習では志望理由や学生時代に力を入れた事(ガクチカ)、どのような事をやりたいのか、ストレス解消法、自分の強みや強みを生かして何ができるのか、という事を含めて、何を聞かれても動揺しないように様々な質問を想定して面接練習をしていました。日々の練習によって自信をつけることができました。
このような面接練習ができることの理由の1つとして、コミュニティ政策学部では学生と先生方の距離が近いからこそできることだと思います。先生方に面接の練習をメールや口頭でお願いするのですが、すぐに日程の調整をして頂いて大変感謝しています。また面接練習だけではなく、学生生活の悩みごとなど、様々な相談に乗ってくれました。コミュニティ政策学部は先生方との距離が良い意味で近く、教員?学生の一体感があるところが最大の魅力だと思っています。

コミュニティ政策学部の講義やゼミ活動、サービスラーニングプログラムなどの経験は公務員試験において役に立ちましたか?

私は日野勝吾先生のゼミに所属し、消費者被害に関する啓蒙活動は楽しく学ぶことができました。特に消費者被害に関する啓蒙活動の動画を作成や市役所と共同で消費者被害に関するセミナーを開催したことは「チームワークの大切さ」、理解しにくい法律をわかりやすく市民の方に伝えるという「伝え方」を学ぶ事ができました。
この経験は公務員採用試験の面接試験の際にも「面接官に分かりやすく伝える」という事ができるようになり、大変勉強になりました。また、面接対策ではなく、自分が市役所職員としてどのような事をやりたいのか、ということを考える上でも、消費者被害をなくす?減らすという仕事をしたいというイメージを持つことができました。
加えてコミュニティ政策学部の中で「政策評価論」の講義は特に勉強になりました。政策を1つ実施するにも予算管理や計画の策定など様々な業務があることが分かり、行政職のイメージや考え方をより具体的に持つことができました。
さらにコミュニティ政策学部では独自のサービスラーニングプログラムがあります。特に私は「四街道市役所プログラム」への参加が大変心に残っています。実際に四街道市役所の職員方?市民団体の方と行政の現場に入り、地域課題の発見?解決するという活動を行いました。このプログラム参加経験は、学生の内から行政職の現場体験をすることができ、より一層、公務員になりたいという気持ちや志望理由?面接に生かすことができました。

公務員を目指す後輩や、コミュニティ政策学部の受験を考えている高校生にむけてアドバイスをお願いします

厳しい言葉になりますが、公務員採用試験は簡単なものではありません。なぜ公務員になりたいのか、合格するまで諦めないで毎日勉強をするという努力を続けられるのか、ということをきちんと考える必要があります。
最近は「努力する事がかっこ悪い」という風潮がありますが、公務員採用試験に合格する人は皆、合格して当たり前だろうというくらい「努力した人」です。公務員採用試験に限らず、最後までコツコツと努力を続けられる人は、とても「かっこいい」と思います。
また、私が受かった最大の理由は「市役所で働きたい」という強い思いを最後まで持ち続けることで努力も苦ではありませんでした。
さらに、コミュニティ政策学部は繰り返しになりますが、教員と学生の距離が近く何でも相談できるという点は少人数の学部ならではだと思います。さらに、公務員採用試験を受験する仲間も多く、共に支え合うことができ、充実した学生生活を送ることができます。今から振り返ると、あっという間の楽しい4年間だったと思っています。
また、サービスラーニングセンターのプログラムは市役所?企業等の協働プログラムが充実しています。大学だけの学びではなく学外の学びは、就職活動だけではなく自分自身を成長させてくれるきっかけにもなります。
是非、淑徳大学コミュニティ政策学部に入学し自分のやりたいことを叶えましょう! 応援しています!     


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