公務員試験合格者インタビュー  成田市役所 行政職(上級)合格

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Profile
松本龍斗さん

コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科
4年生(2022年取材時)
千葉県立成田北高等学校 出身
matsumoto

成田市役所 行政職(上級)合格者インタビュー

コミュニティ政策学部コミュニティ政策学科4年生の松本龍斗さんが成田市に合格しました。 その他、JAなどの民間企業にも内定を勝ち取りました。おめでとうございます。
この度、在学生や入学を希望する高校生に向けて、 コミュニティ政策学部の学びや公務員試験勉強の具体的方法等について、語っていただきました。

公務員(自治体職員)はいつ頃から目指していましたか。

高校3年生のころから地元成田市の自治体職員になりたいと意識していました。きっかけは、少年野球をやっていたこともあり、市が主催となった野球教室に例年参加をしていました。プロ野球選手より直接指導をしていただき、とても印象に残っています。
この体験が原点で、いずれ自分もスポーツを通したイベントや地域振興の仕事に就きたいと考えるようになりました。そして、地域のことや行政学、法律学を学べる本学のコミュニティ政策学部に入学をいたしました。これからは、地元?成田市の地域貢献を通して、成田への恩返しをしていきたいと考えています。

公務員試験への試験対策や勉強にはどのように臨まれていましたか。

本学のコミュニティ政策学部では、合格後、大学入学前までにスタートアップ講座という公務員試験対策講座がありますが、この講座をきっかけに、入学前から勉強をスタートしました。本格的に勉強を始めたのは、3年生の6月頃からです。公務員試験対策講座はもちろん、大学の正課授業も試験対策につながっていました。また、早めに単位を取得することで、公務員試験への勉強により注力することができました。
私は教養科目の英語や国語などの科目は得意でしたが、特に自然科学や理科系の科目が苦手でした。
しかし、苦手な科目でも例年出題されやすい傾向やデータを踏まえ、コツコツと勉強することが重要だと思います。苦手な科目でも範囲を絞って対策を心掛けることが試験対策のポイントだと思います。

民間企業の就職活動と公務員試験への対策の併願で大変だったことはありましたか。

私は成田市への合格を第一志望にしつつ、併行して民間企業の就職活動にも積極的に取り組んでおりました。3年生の頃から説明会などに参加し、県内のJA(農業協同組合)などへの就職活動をしておりました。3年生の3月頃から4年生の5月頃は最も忙しく、心身ともに疲弊していた時期もあります。
しかし、結果的に民間の方も4つほど内定を頂くことができました。また、就職活動で面接に何度も臨むことによって、成田市の二次試験の面接でも緊張せず堂々と臨むことができたのも良かったです。

公務員(成田市)ではどんなやりがいを感じられそうですか。

公務員(自治体職員)は、庁内で部署や機関への異動が定期的にあり、多種多様な業務にチャレンジできることが一番の魅力だと思っています。様々な部署で経験や実力をつけながら、地域への貢献と恩返しをしていきたいと思っています。これは、面接でも聴かれたことですが、「スポーツと地域振興(地域活性)」について問われました。私は今後スポーツを通した地域振興や活性化に取り組んでいきたいと思っています。草野球をやっていたこともあり、スポーツを通した地域間交流の可能性を感じてきました。
例えば、町内会対抗のスポーツ大会などを開催し、自治会や地域コミュニティの活性化などにチャレンジしていきたいと思っています。それも個人競技ではなく、団体競技が良いと考えています。団体競技にすることで、声を出し合ったり、チームワークを意識することができます。このようなことも構想しながら、今後、成田市でチャレンジできたらと考えています。


試験当日まで不安なこともあったと思いますが、どのように取り組まれていましたか。

一度心が折れてしまった時期がありました。4年生の6月頃、船橋市の採用試験に臨んだ時のことです。試験の出来が良くなく、とてもショックを受けて、危機感を覚えていました。
しかし、コミュニティ政策学部の先生方が熱心に相談に乗ってくださったり、公務員を目指す友人らと情報共有や試験勉強をして、常にポジティブな気持ちでいることを習慣化していました。「自分なら絶対合格できる!」と勉強をしながら口に出していた時もあります。また、第一志望の成田市の試験は10月だったため、より一層試験対策に力を入れました。1日8~10時間ほどは勉強をしていたと思います。私は特に専門科目に力を入れ、勉強をしていましたが、反復して勉強することで少しずつ自信となり、成田市の採用を掴むことができました。

コミュニティ政策学部ではどのような講義等が印象的でしたか。

1,2年生の時に履修をした概論系の講義や3年生から始まったゼミ活動が印象的です。社会学概論や政策学概論、経済学概論、法律学概論など、4分野を中心に幅広い知識を学ぶことで、公務員(自治体職員)を志望する私にとっては、その基礎力をつけることができました。
ゼミ活動では、君津、木更津市合同で消費者被害防止のための啓発冊子の作成に臨んでいました。これは消費者被害を未然に防ぐため、市民向けに配布されるものです。
その中で私は「契約とは何か」というテーマで見開き2ページの内容を担当しました。契約について、図式を描いて説明をしたり、実際にあった判例などを用いて、消費者トラブルを予防するためのポイントなどを分かりやすく執筆しました。
また、消費生活センターに実際にお伺いし、職員の方からも実態を調査することも大変印象に残っています。

 最後に、これから公務員を目指そうとする方へメッセージやアドバイスなどを教えてください。 

コミュニティ政策学部は、公務員を目指す学生が多く、相談しやすい先生方や環境が充実していることが魅力的です。コミュニティ政策学部のカリキュラムにある授業科目の内容は公務員試験科目に近いと思います。ですので、私もこの時点で試験対策のベースを修得することができました。また、ゼミ活動では、市役所職員の方と実際に交流をすることできました。公務員を志望する学生は是非一度、コミュニティ政策学部の先生方に相談してみると良いと思います。



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