コミュニティ政策学部コミュニティ政策学科４年生の角井姫月さんが、裁判所職員（裁判所事務官）採用一般職試験合格。
その他、厚生労働省（千葉労働局）、国税専門官、特別区等、多くの公務員試験に合格しています！！
この度、在学生や入学を希望する高校生に向けて、 コミュニティ政策学部の学びや公務員試験勉強の具体的方法等について、語っていただきました。

公務員の中でも様々な職種がありますが、裁判所事務官を目指したきっかけ?時期を教えてください

私は元々公務員志望でしたが、入学当初、どのような公務員を目指すのかということまでは決めてはいませんでした。目指すべき公務員について悩んでいる時、コミュニティ政策学部の卒業生の方に裁判所事務官として活躍されている方がいると聞いて興味を持ちました。卒業生の方とお話しをする機会があり、裁判所事務官になりたいと思うようになり、大学2年生の夏に裁判所見学会に参加して、明確に裁判所事務官になろうと決意しました。

あまり馴染みのない裁判所事務官というお仕事ですが、どのようなお仕事なのでしょうか

裁判が円滑に進むようにするコートマネジメントを行い、裁判官や書記官を補助する業務等があります。裁判部と事務局とで業務が異なり、裁判部では書記官のもとで裁判手続に関する事務を行いますが、事務局業務では総務、人事、会計等の司法行政事務に従事します。
また、初めて法廷に来る人は様々な不安を抱えていると思います。事務的な態度で接するのではなく、相手に寄り添った対応をすることにより不安を軽減できるような事務官を目指していきたいと考えています。

具体的な試験対策や勉強にはどのように臨まれましたか

大学３年生の９月頃からコミュニティ政策学部の公務員試験対策講座を受講して勉強を始め、過去問でも特に難易度の高い年度の問題を繰り返し解きました。
大学の講義がある時は、大学図書館の開館時間（午前８時４５分）に合わせて登校して勉強し、講義が終了次第図書館に戻り閉館時間（午後９時）まで勉強していました。大学の講義がない時には、午前９時頃から午後１２時頃まで勉強に取り組んでいました。
また、疲れが溜まる時があるので、毎月終日休みにする日を１日は作るようにしました。私は勉強スタート時期が他の公務員を受験する人たちよりも遅くなってしまったため、不安もありましたが、自分ならできるというポジティブ思考で、あきらめず最後までやり遂げることができました。
さらに公務員を目指す友人たちとはお互いにわからない部分を教えあうことにより、自分の理解力を引き上げることができました。

在学中はどのような活動に力を入れましたか

私が所属する日野勝吾先生のゼミ（ケーススタディ?ワークショップ）での活動や課外活動に力を入れました。ゼミでは公務員関係の方々と接する活動が多くあり、自分が目指す職業がより明確になりました。
加えて学外で様々な人と出会うことで聞く力?質問する力など自身のコミュニケーション能力やプレゼン能力を磨くことが出来ました。また、１年生の頃より、学外で更生保護に関するセミナーなどに参加するなどして、法律に関連する公務員を目指したいという気持ちを高めるきっかけになりました。

コミュニティ政策学部ではどのような講義等が印象的でしたか

特に経済学関連の講義（マクロ経済?ミクロ経済）が印象に残っています。担当の先生も優しく楽しい講義をする先生でしたが、公務員受験用のミクロ経済?マクロ経済も理解しやすく教えて頂き、公務員試験ではミクロ経済?マクロ経済の分野で満点を取ることができました。
大学の講義と公務員試験は関連する分野も多く、勉強するのが大変でしたが、大学の講義は楽しく学ぶことができ、メリハリの利いた学生生活を送ることができました。

最後に、これから公務員を目指そうとする後輩に向けてメッセージやアドバイスなどを教えてください

自分が公務員受験を最後まで頑張れたのはコミュニティ政策学部の先生方?友人のサポートがあり、絶対に裁判所事務官になるという明確な目標があったからです。後輩の皆さんには、公務員や民間企業のどちらを目指すにしても、自分がやりたいことを明確にしておくと最後まで挫けず努力することができます。大学に入学したら、直ぐにではなくて構わないので、自分なりの目標を見つけて欲しいと思います。
また、コミュニティ政策学部は先生方と学生との距離が近いことで有名です。私が公務員受験や学生生活で悩んでいる時は常に先生方と連絡を取ることができ、親身になって面接試験の練習相手や相談に乗ってくださり助けて頂きました。
コミュニティ政策学部では、公務員対策講座をはじめ、目的に合った様々な対策講座があります。修学環境も整っており、先生方の手厚いサポートもあります。ぜひコミュニティ政策学部に入学して、自分の目標に向かって頑張りましょう！