源ゼミ(MSG)の紹介 (2)

 

今回、MSGの平成24年度の授業(演習)風景を3年生中心に紹介しましょう。

前期(4月―7月)には、情報収集に関する古典的名著『取材学』(中公新書)を取り上げてみました。

今日の状況を加味し改訂版を作成する意図で、ゼミ生は内容を検討し、レポートしました。

例えば、パソコンを活用すれば、状況がどのように変化するでしょうか。

二―三名ずつ、一組になり、レジュメを作成し、発表を行いました。その過程で、ゼミ生は図書館の利用法、情報検索等を習得しました。

 

 

 

後期(9月― )には、ゼミ生にテキストを選択してもらいました。

結果、『英国のファンタジー紀行』を使用することに決定しました。

ここでは、章ごとの作品を各自(一人)が調査し、さらに、所属学科に関連した文献(例えば、『ハリーポッター』ならば心理学の視点からの分析した論文)がありますので、探し出しまとめて発表しています。

パワーポイントも活用し、質問があれば、ネットへ入り、その場で討論します。写真(写真1)は、教場での発表風景です。

 

 

 

 

 

 

前回のケンブリッジ大学中央図書館のクイズの答えは、旧式の赤い電話ボックスです。

図書館?電話ボックス共に建築家 Sir Giles Gilbert Scott (1880-1960)が設計しました。

写真の中央にみえる図書館の50m近い塔を見て下さい。なにか電話ボックスとの類似点があるように思われませんか。

今夏、訪問した際、図書館入口前に駐輪?駐車禁止用柵の代わりに図書を積み上げた形の金属製進入防止の置物があるのを見付けました(写真2)。

なかなかお洒落ですね。