今回、3?4年生の合同ゼミに「べてるの家と陽和病院と地域をつなぐ会」の皆さんをお迎えして、当事者研究in淑徳大学(池袋キャンパス)を開催しました。
当事者研究とは、統合失調症などを持ちながら地域で暮らす当事者の生活経験から生まれた自助(自分を助け、励まし、活かす)のプログラムです。(当事者研究ネットワークHPより)
今回は3年生が中心になって企画運営し、当事者研究+交流会を体験しました。
以下、学生たちの“学び”をいくつかご紹介します。
?大変な体験を笑ってよいのだろうかと初めは躊躇したが、まず当事者を理解しようとする気持ちが大切だと思った。
?みんなで苦労を共有できるから、笑いが起こるのだと思った。
?笑いながら話せるようになるまで、どれほどの苦労があったのだろう。
?当事者のことを「○○症の人」ではなく、「○○症を抱える○○が好きな○○さん」という風に理解することができた。
?共に苦労に向き合える支援者になりたい。
教室内の学びだけでは、どうしても病気や障害から相手のことを理解しようとします。しかし、「当事者」と呼ばれる人たちと共に過ごす時間をいただき、学生たちは目ウロコ!?それぞれ何かを感じたようです。
これからも「いろんな人の生き方から学ぶ」ことを大切に活動していきます。「べてるの家と陽和病院と地域をつなぐ会」の皆さん、学生たちに“気づき”と“学び”の場をいただき、本当にありがとうございました。