柏女霊峰ゼミ(子ども家庭福祉)風景

淑徳大学総合福祉学部社会福祉学科教授  柏女 霊峰

 柏女ゼミ(社会福祉専門研究ⅢⅣ(4)、社会福祉専門研究ⅠⅡ(3))は、それぞれ18名ずつ、総勢36名の大所帯です。現在の4年生は、ちょうど第20期生にあたります。

これまでに400名以上が巣立っており、ゼミで学んだ子ども家庭福祉ほかの社会福祉現場で尽力しています。

柏女ゼミ風景社会福祉専門研究Ⅰのレポート発表風景

3年の社会福祉専門研究では、子ども家庭福祉に関する事柄について「〇〇サービスの今後のあり方」(〇〇の部分は、

ゼミ生一人ひとりが独自のテーマを設定します。)のテーマのもと、毎週一人がレポートを作成し発表します。

発表者が設定した討論テーマに基づき小グループ討論を行い、報告がなされます。


このほか、発表や討論を深めるため、児童相談所や地域子育て支援センターの視察も行います。


1は、今年度の発表テーマ、スケジュール表(報告予定者名は省略)です。


柏女ゼミ省グループ討論風景小グループ討論風景


柏女ゼミ年間授業内容

1 今年度の発表テーマ、スケジュール表(報告予定者名は省略)

  

 4年生では18名全員が卒業論文の作成に尽力しています。


多くが、3年次に作成したレポートの内容をより深め、


調査やインタビューなども行いながら研究論文にまで高めていきます。


報告会は総合課題研究の試験も兼ねることとなります。


柏女ゼミ報告会


新歓時の集合写真 



このほか、9月には、3-4年生合同の合宿を行い、それぞれの学習と相互交流を深めます。


現在は、他大学のゼミとも合同で実施しており、総勢40名ほどがつどいます。


先輩たちも訪れてくれます。今年度合宿は一宮町で実施しました。

 

 柏女ゼミゼミ合宿の花火の様子

  ゼミ合宿で実施した花火大会

  

 

柏女ゼミには、以下の3つのゼミ訓があります。

 

「自分を大切に生きよう/ 他人(ひと)を大切に生きよう/ 精一杯生きよう」

 

まわりから多くの願いがかけられている自分を大切に、そして、自分と同様に多くの願いがかけられている隣人を大切にし、

かけがえのない人生を精一杯生きよう、との願いを込めています。

「尊厳」、「共生」、「自己実現」という社会福祉理念のキーワードを表現したものです。

 

縁あって同じ学びをすることとなった同輩たちが、それぞれの個性を大切にしながら緩やかにつながりあう経験をしながら

成長する、そんな体験をとおして、3つのゼミ訓を体感していただければと願っています。

 

 

 ゼミ卒業生たちが開催してくれた柏女の還暦祝いにおける集合写真