山口ゼミ、始動!

山口ゼミの第一期生として、今年の10月31日、11月1日の龍澤祭で 「東日本大震災被災者の語りと記録化への取り組み」を研究テーマにした中間報告のポスター発表を行いました!


山口ゼミ


 本研究は、淑徳大学がこれまで震災支援を通して関係を築いてきた石巻市雄勝町において、被災者の方々が胸に秘めている被災の記憶を学生が傾聴することによって語りを促し、それを言語化し活字化して後世に残すことを第一の目的にしています。

 そして、 ソーシャルワーカーを目指す学生一人ひとりが真剣に被災者と向き合い、寄り添い、耳を傾けて、その心を受け取ろうとする共感力と傾聴力を高めることを第二の目的にして、進めています。

指導教員の山口光治先生と9人のゼミ生が、学内で当時の資料や映像を通して事前学習を行ってから、2度の現地での調査をします。そのあと、インタビュー記録の整理をし、その成果を報告書にまとめていきます。

今回のポスター発表では、6月に現地を訪ね、震災の状況を体感し、9月の本調査に向けて1名のインタビュー対象者にプレ調査を実施したことについて中間報告をしました!  現在は、本調査のインタビュー記録の整理に精一杯取り組んでいます!

(報告者:NK)

山口ゼミ「東日本大震災被災者の語りと記録化への取り組み」