スポーツレクレーション祭

5月27日(土)に、淑徳大学千葉キャンパスでは、スポーツレクレーション祭が実施されました。当日は晴天に恵まれ、参加した400名以上の学生たちの元気な声が轟きました。特に、本学では、1年生で教職体験研究という活動単位がありますが、その仲間たちで取り組んだチームが多くありました。その他には、部活動や専門研究ゼミの単位で多くの参加がありました。また、先生方もゲームに参加し、学生と一丸となって取組まれる真剣な顔が見られました。

スポーツレクレーション祭では、社会福祉を学ぶ学生も多いという本学の特色を生かし、体力差やスポーツ歴に関わらず楽しく参加できるようなスポーツ種目が考えられています。例えば、ボッチャやルールを変えたドッヂボール、綱引きやムカデ競走がプログラムに組まれました。ボッチャは、ヨーロッパで産声を挙げたゲームで、最初にジャックボールと言う目標となる球を転がし、ほかの赤?青のそれぞれ6球ずつのボールを投げ、転がしたり、ボールを当てたりしてジャックボールに近づけるゲームです。大会の実行委員が事前にどのようなゲームにするかを検討しも選ばれた6種目が大会では採用されました。

スポーツレクレーション祭の実施に当たっては、実行委員長の石垣竜輝君(教育福祉学科3年生)と副実行委員長の小栗央君(教育福祉学科2年生)が中心となって、準備を進めてくれました。その準備は、昨年の1月から始まり、活動計画を立案、熱中症予防のためのドリンクの準備、競技種目の選定、当日のプログラムの確認など、年度初めの忙しい時期に準備を進めてくれました。それから、今回は、大会のスタッフの皆さんでTシャツを製作しました。そのテーマは、「お前、腕を挙げたなぁ」Tシャツです。これは、教育福祉学科の山西哲也先生の普段の口ぐせで、ユーモアのある発言、優れた発言には、関西出身の山西先生からこの言葉が出ます。今回のスポレク祭の撮影も、ポーズは「腕を挙げたなあ」のポーズでした。

このような学生の主体的なスポレク祭の運営は、上学年から下学年へと代々引き継がれてきました。実行委員の学生たちの十分な準備ときびきびとした動きで、無事に終えることができました。スポレク祭は、淑徳生が見せた競技中の協力や対戦相手への敬意、それから実行委員や先生方のご協力など、支え合う「共生(ともいき)」を実践する素晴らしい取り組みとなりました。