模擬患者さんをお招きして臨場感あふれる実習を経験しました

模擬患者実習授業風景1

看護学科の2年生が、臨地実習に向けて、学内に模擬患者さんをお招きしてリアルな実習体験をしました。2年生は来年2月に「基礎看護学実習Ⅱ」を履修しますが、実習病院に出向いて入院患者さんを受け持って、実際に看護援助を提供します。それに先立ち、学内の実習室で模擬患者さんに対しての実習を行いました。学生たちは患者さんの病名や治療、症状、入院までの経過や安静度などの情報を前もって渡されており、その患者さんの病状や入院前の生活背景などを考慮して計画を立ててきます。

11月29日は病床環境整備。
ベッドメーキングは練習してきたので、技術を生かしてシーツをきれいにしてシワのないように整えます。しかし...。あれ?これはどう対処したらいいの?計画通りにいかないことも...。いささかの焦りを感じつつも患者さんには笑顔で対応。何とか無事終了です。
本番はもっと緊張するのかしら...。でも、今日できなかったことは本番ではきちんとしよう。そのためにも練習をしようと心に誓ったのでした。

模擬患者実習授業風景2  模擬患者実習授業風景3

12月6日はバイタルサインズの測定と病状に合わせた観察です。
病気やその治療方法について調べ、服用されている薬を調べ...。この患者さんにはどんな症状が出ていたのでしたっけ?他にも出現する可能性がある症状は?きちんと予測した上での対応が重要となります。やはり、基本となるのは知識...勉強しないといけないんだと実感しました。

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