オンラインによる総合実習(地域看護学領域)の取り組み

緊急事態宣言は解除されましたが、看護栄養学部においては3密による感染リスクを避けるため、引き続き一部を除いて遠隔講義体制を基本とした対応を行っています。

 

今回は5月に行われた看護学科における4年生オンライン総合実習(地域看護学)の取り組みを紹介します。

 

地域看護学ではこれまでの学びを統合し、在宅看護におけるケアマネジメントや継続看護の重要性の理解、地域包括ケアシステムにおける看護職の役割の理解等を総合実習の目標としています。

 

実習先である訪問看護ステーション等に行けない分、教員とのオンライン個人面談やオンライングループワークを何度も行い、施設等の協力を得て作成した動画の視聴から得た学びの共有、仮想事例の看護計画を行いました。

 


教科書の仮想事例をもとに、入院中から退院後の地域生活においても一貫した質のある看護が提供されるよう「継続看護計画」を立案し、学びを深めることができました!

実習成果発表会も全てオンラインで行い、学生が主体となり活発な質疑応答?意見交換を行い、学びを深めることができました。(画像内「4つの助」とは、自助?互助?共助?公助による助け合いの仕組みのことを言います。)

 

 

最後に淑徳の”S”ポーズでオンライン記念撮影!

本当に頑張りましたね。

 

学生からも「教員と密に連絡を取り合いながら行えたので、何をすればよいか明確にして、実習に取り組むことができた」、「架空事例ではあったが、領域実習の学びや動画を活用して看護を展開していき、実習目標の達成に近づくことができた」などオンライン実習ならではのメリットを活かし、主体的に学習に取り組むことができました。さすが4年生!

 

続いて卒業研究が始まります。

この調子で、コロナに負けずに学修を続けていきましょう。皆さんにはその力が十分に備わっています。

 

千葉第二キャンパス一同、皆さんを応援しています!