栄養学科の実験実習を覗いてみよう『基礎栄養学実験~鶏の肝臓のDNAを観察してみよう!~』

みなさんこんにちは!

 

寒さが一段と身に染みる季節となってきましたね。

今年も残りわずかですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

引き続き、体調管理には気を付けていきましょう。

 

さて、前回に引き続き、「栄養学科の実験実習を覗いてみよう」のコーナーに参りたいと思います!

今回は、2年生後期に行われる「基礎栄養学実験」をピックアップしました。

 

 

鶏の肝臓から遺伝子(DNA)を取り出して観察する授業ということなので、お邪魔してみようと思います!

早速ピンセットと解剖はさみを使って、鶏の肝臓を細かく刻んでいきます。

ホモジナイザー」という機器で、さらに細かく粉砕してすりつぶしていきます。

簡単そうに見えますが、実は体力と集中力がとても必要な作業になります。

隣で担当教員が見守る中、学生の緊張も高まります…!

 

必要な試薬を加えていき、作業も進んでいきます。

 ここからどのようにDNAが見えてくるのか、学生も興味津々です。

最後の作業を終えて、ガラス棒で巻き取られた細長い糸のようなものが、DNAの鎖のようです!

この中に、たくさんの鶏の遺伝情報が保存されていると思うと、とても興味深いですね。

 

 

いかがでしたでしょうか。

さまざまな栄養素が、体内へどのように取り込まれるかを学び、その結果を評価する方法を身につけることが、基礎栄養学実験の主な目的です。

 

みなさんは健康診断などで、「血液検査」や「尿検査」という言葉を耳にしたことありますか?

管理栄養士はこれらの検査結果から、対象者の栄養状態や病気とのかかわりを検討していくことも、大切な仕事のひとつなのです。

 

 

今回は、栄養状態を把握するために重要な「遺伝子」について、入口ともなる授業を覗いてみました。

今後もさまざまな実験実習を覗いてみようと思いますので、引き続き楽しみにしていてください!